競伝事件簿
距離適性変更カード事件
まだジークレスト社が運営を行っていた2012年6月に『距離適性変更カード』の導入がもたらした一連の出来事。
競伝における黒歴史の一つにして負の遺産でもある。
『距離適性変更カード』とは、文字通り競走馬の距離適性を変更するカード。
併せ調教時に使用することで、馬の適性を一定確率で変更することができる。(詳しくは用語集を参照)
このカードの導入時、全アカウントに『距離適性変更 ????m』カードがプレゼント配布された。
常にない大盤振る舞いで、それだけに運営も力を入れてることが伺われたが、プレイヤー側の大反対にあってこの距離適性変更カードはごく短期間でカード伝説のラインナップから外され、それ以来復活したことはない。
プレイヤー側の反対理由の大きなものは2つあり、
- このカードを常用することで1頭の強い馬にあらゆる距離のレースを蹂躙されてしまう。と言う危機感が一つ。
- 距離適性が絶対だった競伝において、ある日を境に突然距離適性が全く変わってしまうのは別の馬に入れ替わったのと同じ事であり、今まで築いてきた競伝の世界観が崩れとても競走馬を育成しているという気がしなくなる。という情に関わるものだった。
つまるところ、愛着を持って『競走馬』を育てていたつもりのプレイヤーと、『データ』を有料で書き換えサービスを行う感覚だった当時の運営との意識の乖離が目の当たりとなった事件であった。
また、この頃の運営は武カードの直売り、海外カード伝説追加とそれまでのゲームバランスを著しく崩す課金要素を相次いで導入していた。
集金に走る運営の姿勢に懸念を示すプレイヤーが多い中、この距離適性変更カードの導入が最後のダメ押しとなり多くの引退者を出した。
しかも、既に過疎が始まっていたにもかかわらず、一連の集金で得た資金を元手にしたのかこの事件の前後に相次いで新規サーバーを開設。
結果、目先の売り上げ増のために1サーバーあたりのプレイヤー人口の更なる減少を招き、過疎を進行させたという点においても、当時の運営の責任は重い。
事件簿的なものも作った方がいいかと思い、この事件を取り上げてみました。
現運営にどうか反面教師にしてほしいとの願いを込めて^^;
ひとまず簡単にまとめてみましたが、ここは間違ってるという方、あるいは更に詳細をご存知の方はどうぞお教えください。
他にも書きたい事件があれば是非こちらへお願いします。
- 最終更新:2016-11-22 04:47:31